2013年4月17日水曜日

PDF 共有レビュー:Web サーバーフォルダー

Acrobat XIで共有レビューをホストするサーバに「Web サーバーフォルダー」を指定する場合、Web サーバーはWebDAV構築されている必要があります。

考えてみれば当たり前ですが、そこに思い至らなかった自戒の意味でも記載。

WebDAV構築されていない普通のWebサーバだと、入力して「次へ」を押したときに「指定された共有フォルダーの場所が有効ではありません」というエラーになり、ステータスは「ネットワーク接続を作成できませんでした」となります。

ちなみにWebDAV構築されていても、認証が正しく設定されていないとステータスが「このネットワークサービスには認証が必要です」と表示されます。
IISから該当のディレクトリにWindows認証か基本認証をつけましょう。
Windows認証の場合は設定画面がそのまま進みます。
基本認証にした場合は、この時点でユーザ名とパスワードを入力するダイアログが表示されます。
どのみちあとで認証アカウントを入力する場面はありますので、あらかじめサーバにWebDAV用のアカウントを作っておくと良いと思います。

2013年4月11日木曜日

.NETでAJAX Control Toolkitを追加する方法

Control Toolkit は拡張ライブラリのため、ASP.NET (Visual Studio) 本体とは別に本家サイト「 Ajax Control Toolkit (英語)」から入手してインストールする必要があります。
ASP.NET 4 環境では AjaxControlToolkit.Binary.NET4.zip
ASP.NET 3.5 環境であれば、AjaxControlToolkit.Binary.NET35.zipをダウンロード。
解凍したフォルダに含まれるAjaxControlToolkit.dll が Control Toolkit の本体。

AjaxControlToolkit.dllを適用する

  1. Visual Studio のツールボックスで右クリックし、[タブの追加] を選択、[Control Toolkit] という名前のタブを追加
  2. 更に、作成した [Control Toolkit] タブが開いた状態で右クリックし[アイテムの選択…] を選択
  3. [ツールボックス アイテムの選択] ダイアログが開くので、[参照…] ボタンから先ほど解凍した AjaxControlToolit.dll を選択。
  4. [.NET Framework コンポーネント] タブのリストに、Control Toolkit で提供されているコントロールの一覧が追加される。
  5. チェックボックスにチェックが入っていることを確認した上で、[OK] ボタンをクリック。
 [Control Toolkit] タブの配下に、Ajax Control Toolkitのコントロールが追加されていれば、Control Toolkit は正しくセットアップできました。

【参考】
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/asp.net/gg638967.aspx#05

2013年4月9日火曜日

ImageMagick:EPS画像の背景色を透過してPNGにする

■もともと背景が透過しているepsの場合

convert -colorspace RGB -density 300 -quality 100 sample.eps sample.png

-colorspace RGBオプションが非常に重要です。
その他のオプションは必要なものを設定してください。

■背景が透過されておらず、指定した色を透過させる場合

白を透過させるケースが多いと思いますので、白という前提でいきます。
ただ、白は背景色でなくとも使う場合が多いので、背景を透過すると分かっている場合は#00ff00などの普段あまり使わない色あたりで背景色を塗りつぶしておくとよいと思います。
また最初にpngにしてからそのpngの背景を透過します。
※これを一発でやる方法が判りませんでした。

convert -strip -density 300 -quality 100 -profile icc:JapanColor2001Coated.icc -colorspace cmyk sample.eps -profile icc:sRGB.icc -colorspace rgb sample.png
convert -fuzz 20% -transparent "#ffffff" sample.png sample_t.png


ここで重要なのは-fuzzです。
このままでは完全に真っ白(#ffffff)の色しか透過してくれませんが、fuzzはいい感じに変換する色の範囲を広げてくれる便利オプションです。
変換する色の範囲というか、しきい値を広くしてくれます。
詳しくはImageMagick Command-line Optionsを。
http://www.imagemagick.org/script/command-line-options.php

%の数値を上げるほど、#ffffffと判定される色が増えます。
白っぽい背景はすべて透過してくれるようになりますが、上げ過ぎるとあらゆる色が透過してしまいますので、そこはバランスを見て調整して下さい。
(255、65535、あるいは4294967295の割合でパーセント指定する)
また色指定はカラーコードでなく「white」等の名称でもOKです。

2013年4月3日水曜日

Linux tar.gzの圧縮コマンドと解凍コマンドが覚えられない

tar.gzの圧縮/解凍のコマンド。

解凍: $ tar xzvf package.tar.gz
圧縮: $ tar -cvzf file_B.tar.gz dir_A


私みたいなにわかLinuxサーバ使いが最も使うコマンドのうちのひとつだと思いますが、このコマンドをどうしても覚えられないんです。
というかオプションが覚えられません。
xzまではギリギリ覚えられてもvfが覚えられません。
しかも解凍と圧縮でオプションが微妙に似ているからまたややこしい。
解凍・圧縮をするたびにコマンド辞典をめくるのはもうやめたいです。

というわけで語呂合わせを作ってみました。

解凍:XZビーフ(OZビーフのノリで)

すぐ忘れました。
だって圧縮とどっちかわからないんだもの(´・ω・`)

ではキーボード配置が連続してるから鍵盤に見立ててみたらどうだろう。

解凍: ふぁーそーれーふぁ#ー
圧縮: みーれーそーふぁ#ー

すぐ忘れました。
誰かたすけてください。

VBA:FileSystemObjectは解放した方がいい

VBAの話です。
FileSystemObjectは解放すべきかどうなのか今までよく判らなかったんですが、解放した方がいいですね。
コードの中で一度や二度使って終了するなら解放しなくていいと思いますが、ループで繰り返し使う場合はプログラムが途中で止まってしまったりします。
私の場合はフォルダにあるファイルを1件ずつ検索し、ファイル名のリストと合致していたらある処理をする・・・という関数を、合計2000回くらいループで実行させてたんですが、プログラムの実行が終わっているのにwindowsのお待ちください状態が止まらない現象にあいました。
原因は関数の中でcreateしたFSOを初期化しなかったからだと思います。
Sub Hogehoge
  Dim FSO As Object
  Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
  (処理)
  Set FSO = Nothing
End Sub
こんな感じで解放するとよいと思われます。